変形性膝関節症 変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝の軟骨が加齢とともにすり減って変形することで、痛みを伴う病気です。膝の関節は歩くときや走ったとき、ジャンプしたときなどの衝撃を和らげ、動きをスムーズにする働きがあります。しかし、膝の軟骨がすり減って変形すると、関節に炎症が起きて痛みを感じるようになります。進行すると日常生活に影響をきたすこともあります。

変形性膝関節の一般的な治療はヒアルロン酸やステロイドを注射したり、内服治療、リハビリなどがあり、進行すると手術の適応です。これらの治療法に加えて、新しい治療の選択肢となるのが再生医療です。患者様自身の脂肪由来幹細胞を使用して、局所投与することで、傷んだ箇所の修復や再生を促します。さらに、軟骨の変性を抑制することで将来にわたって膝関節を長持ちさせる効果が期待できます。

治療費について

1回投与
変形性膝関節症 2,200,000円(税込)

※公的医療保険が適用されない自由診療です。
※術後のリハビリは基本的に当院では行っておらず、必要な場合は都度お見積りいたします。

治療にかかわるリスク・副作用等に関する事項

当院で行っている再生医療は厚生労働省より承認を得た医療機器を使用しています。当院の再生医療は、患者様ご自身の脂肪組織から採取し精製した細胞を、培養の工程を挟まず投与しています。そのため、工程が増えることで発生しやすい感染症や合併症などのリスクを最小限に抑えています。当院ではこれまで、重篤な合併症が発生したという事例はありません。

しかしながら、細胞を採取する際はお腹や太ももの皮下から針を刺し、脂肪細胞を100~400ml程度採取するため、採取後に脂肪採取に伴う患部の発赤や内出血、腫れなどが見られる場合があります。また、麻酔を使用しますので麻酔の合併症が見られる場合があります。もしも脂肪採取後に気になる症状がありましたら、すぐにお知らせください。

安全性に係る事項

当院の再生医療は、国内の承認を得た機器を使用しています。

再生治療のご案内